ここでは、人材の採用に使える助成金についてご説明していきます。

国は施策として、人材を採用をする企業には、数多くの助成金を支給しています。 しかし、助成金の種類が多すぎるため、もらいもれが発生したり、該当すると気づかないまま採用してしまったりといったケースが実は多くあります。

また、特に注意して欲しい点としては、ほとんどの採用に関する助成金は、「採用をする前に申請書を提出しなければいけない」という点です。 採用をしてしまったために、もらえるべきものがもらえなかったりするのです。

仙台美容経営.comを運営する当事務所の場合、採用したい人物像とその人を採用した場合の助成金提案をさせていただきます。

2017年度

トライアル雇用助成金(一般トライアルコース)

職業経験、技能、知識等から安定的な就職が困難な求職者について、ハローワークや職業紹介事業者(※)等の紹介により、一定期間試行雇用した場合に助成するものであり、その早期就職の実現や雇用機会の創出を図ることを目的としています。

支給対象者1人につき月額最大4万円
※対象者が母子家庭の母等又は父子家庭の父の場合、1人につき月額最大5万円となります。

 

特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)

高年齢者や障害者等の就職困難者をハローワーク等の紹介により、継続して雇用する労働者(雇用保険の一般被保険者)として雇い入れる事業主に対して助成されます。

・短時間労働者以外の者
[1]高年齢者(60歳以上65歳未満)、母子家庭の母等
  支給額 60万円
[2]重度障害者等を除く身体・知的障害者
  支給額 120万円
[3]重度障害者等(※3)
  支給額 240万円

・短期労働者
[4]高年齢者(60歳以上65歳未満)、母子家庭の母等
  支給額 40万円
[5]重度障害者等を含む身体・知的・精神障害者
  支給額 80万円

 

特定求職者雇用開発助成金(生涯現役コース)

雇入れ日の満年齢が65歳以上の離職者をハローワーク等の紹介により、一年以上継続して雇用することが確実な労働者(雇用保険の高年齢被保険者)として雇い入れる事業主に対して助成されます。

短期労働者以外の者 支給額70万円

短期労働者(※2) 支給額50万円

 

2016年度

助成金名 助成金概要 助成額
試行雇用奨励金 
(トライアル雇用奨励金)
ハローワークが紹介する対象労働者を短期間雇用し、 要件を満たす事業主には、試行雇用奨励金支給 対象労働者1人につき
月額40,000円 
(最大3か月間)
特定就職困難者雇用開発助成金 新たにハローワーク等の紹介により高年齢者(60歳以上65歳未満)母子家庭の母や父子家庭の父障害者等の就職が特に困難な者を継続して雇用する労働者として雇い入れた事業主に賃金相当額の一部を助成 対象労働者1人につき 
30万円~240万円
高年齢者雇用開発特別奨励金 新たにハローワーク等の紹介により雇入れ日の満年齢が65歳以上の離職者を継続して雇用する労働者として雇い入れた事業主に賃金相当額の一部を助成 対象労働者1人につき
30万円~90万円