どんな会社が利用できるの?

有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といった、いわゆる非正規雇用労働者(以下、有期契約労働者等)の企業内でのキャリアアップなどを促進するため、職業訓練を行った場合に利用できます。

 

どんな内容の助成金?

■対象となる訓練

訓練の対象となる労働者に対し、正規雇用労働者等に転換、又は処遇を改善することを目指して実施するもので、一般職業訓練(育児休業中訓練、中長期的キャリア形成訓練含む)または有期実習型訓練(「ジョブ・カード」を活用したOff-JTとOJTを組み合わせた3~6か月の職業訓練)のいずれかの訓練

 

■受給額

< >は生産性の向上が認められる場合の額
1訓練コースにつき以下の額を支給

●Off-JT分の支給額

 賃金助成・・・1人1時間当たり 760円(中小企業以外は475円)

               <960円(中小企業以外は600円)>

 ※1人当たりの助成時間数は1,200時間を限度

 

 経費助成・・・1人当たり Off-JTの訓練時間数に応じた額

 【一般職業訓練(育児休業中訓練)、有期実習型訓練】
  100時間未満 10万円( 7万円)
  100時間以上200時間未満 20万円15万円)
  200時間以上 30万円(20万円)

 【中長期的キャリア形成訓練】
  100時間未満 15万円(10万円)
  100時間以上200時間未満 30万円(20万円)
  200時間以上 50万円(30万円)

   (有期実習型訓練後に正規雇用等に転換された場合)
    100時間未満 15万円(10万円)
    100時間以上200時間未満 30万円(20万円)
    200時間以上 50万円(30万円)

 ※事業主が負担した実費が上記を下回る場合は実費を限度
 ※育児休業中訓練は経費助成のみ

 

●OJT分の支給額

 実施助成・・・1人1時間当たり 760円(中小企業以外は665円

              <960円(中小企業以外は840円)>

 ※1人当たりの助成時間数は680時間を限度

●支給限度額
 1年度1事業所当たりの支給限度額は1,000万円

 

※「生産性要件」についてはこちら